LOCKYOUで学ぶ

行き当たりばったりゲーム制作

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「誰かに教える体で学ぶと覚える」の理念のもとに
行き当たりばったりゲーム作成講座、開☆幕!
というわけで今回はゲームを作るわけなんだけど、
今回は
Flash Adobe system社の作成したwebコンテンツ
同社が公開しているFlashを再生するためのソフトウェア「Adobe Flash Player」は2020年にサポートが終了します
でゲームを作ることにするよ
……大安
今って2008年じゃなくて2018年なんだよな?
た、たとえブラウザが対応しなくなってもローカルにダウンロードしてswf再生プレーヤーとか使えば
一応遊べるから……
まあそれは置いといて、とにかくFlashを作るために
ParaFla coa氏の作成したFlash作成ソフトウェア
作者はこのソフトでFlashを作っています
というソフトをダウンロードしよう
ついでに
ParaDraw 同じくcoa氏の作成したドロー系お絵かきソフト
ParaDrawで作ったベクタ画像はそのままPalaFlaでも使うことができます
もとっといたほうがいいと思うよ
ここからダウンロードできるよ
http://parafla.coaworks.jp/
ダウンロードできねーじゃねーか これを書き始めた時点ではまだサイトは有りました
1年ぐらいほったらかしにしていたらご覧の有様です 行動の遅い自分が憎い
!!?
どうするんだよ
それなら
suzuka Uzo氏の作成したFlash作成ソフトウェア
ParaFlaと操作感が割と違うのでどちらを使うかは好みで
を使うといいかもね(richtextのほう)
どうしてもParaFlaがいいなら論理的にアレかもしれないけど、
internetarhive いろんなwebサイトをコンテンツまるまる保存してアーカイブにするサイト
あまり人が訪れないようなサイトは残ってない場合がよくあります
で持ってくるとか……
suzuka
PalaFla!のページ(webarchive)
あ、あとこんなところも見つけたよ
ParaFla!Wikiの役立ちリンクからいける 40CH.NETのとこにParaFlaの1.39がおいてあるから
ここから持ってってもいいね
まあそんなこんなでParaFlaをダウンロードして解凍すると実行ファイルがあるよね
桜のマークのやつをダブルクリックですぐ起動できるよ
suzukaの場合は鈴のマークだね
CとかJAVAみたいに面倒な初期設定とかは全く要らないよ
早速作り始める前にFlashのプログラミングの概要を言うね
Flashで使う言語は「ActionScript 1.0」これは
JavaScript ブラウザ上で実行できるプログラム言語の一つ
今の時代、どんな人でもネットをするならあらましぐらいは知っておいたほうがいいのではないでしょうか
の子供みたいなものだね
ActionScript2.0と3.0もあって、2.0はただ1.0と書き方が違うってだけで機能的なものは変わらないけど、
3.0はよりオブジェクト指向色が強くなって割りと別物になっちゃってるね
それで、ActionScriptの生みの親、JavaScriptが異常なほど便利な上にHTML5もでてきて、
今までWebページ上ではFlashでしかできなかったことがJavaScriptでも出来るようになって
どんどんFlashは作られなくなってきてるね
それにもともとFlashは脆弱性が多いから使うなって言われ続けてたし……
救いはないんですか!!
話が脱線してるぞ
めんごめんご
それで、プロジェクトファイルを置く位置なんだけど、
作者の場合はこんなふうに配置してるよ
画像見てもらったほうが早いね
みんなは自分の好きなようにすればいいよ
フォルダ配置 csfの拡張子のものがsuzukaのプロジェクトファイル
Paraflaの場合は拡張子はpfl
後述するasファイル(ActionScriptのプログラムコード)はプロジェクトファイルと同じにして、
SE(効果音)やらIMG(画像)やらBGM(背景音楽)はそれぞれのプロジェクトファイルの一個上の階層においてあるよ
今回のゲームに使う素材はこの中に置くようにするよ
一個上に置く理由はまたあとでね
そんじゃ最後に実際にParaFlaでActionScriptが実際に動くか、画像が表示されるか試してみよう
ParaFlaかsuzukaを起動した画面はこんなんだよな
どこからいじればいいんだ?
上がParafla、下がsuzuka
まずはプロパティを開いて、より多くの機能が使えるSWF8に設定しておこう
画面の大きさは600×400(好みで変えてね)
FPSは60(ここは固定)
ドット絵を使いたいときは画質を100に(suzukaでは必要なし)
その他はいじらないで大丈夫だよ
そんで、まずファイルリストに
適当な画像 今回の講座は僕が主人公のアクションゲームを作る予定だから僕の画像を使うね
……なんかちょっと恥ずかしいけど
みんなは自分の好きなキャラを自分で書くとかどっかから持ってくるとかで用意してね
を読み込んでね
さっき作ったIMGフォルダの中に画像を入れて、それを指定するよ
そんでもう一個ファイルリストにスプライトを作る
そいだらファイルリストの作業は終わり
つぎにイベントリストだけど、作ったスプライトと、スクリプトアクションと、
何もしない 停止が効かないかもしれないので念のために一フレーム余裕を開けます
別に無くてもいいかもしれません
、停止を入れる
そんで上のタブの所を右クリックするとファイルリストで作ったスプライトが選べるようになるから
そこを開くとスプライトの中に入れるようになる
そこに画像を配置するよ
suzukaの場合、作ったスプライトはそのままだとすぐ消えちゃうから
そのスプライトのタイムラインのキーフレームをダブルクリックして、右にビヨ~ンって伸ばしてね
あと、何もしないが無いからタイムラインをいじってスクリプトと停止の間に一フレーム間を空けよう
最後に、タブでメインに戻ってスプライトアクションのところに以下の文を書く
意味としては「asフォルダのtest.asの内容を見てくださいね~」って言う感じ
まだこのファイル作ってないから今から作るね
#FILE "as/test.as"
今言った「asフォルダのtest.as」って拡張子が「as」なんだけど、別に何の事はないただのテキストファイルだよ
別に.txtでもいいし(その場合は上のコードを#FILE "as/test.txt"に変えてね)
メモ帳かなんかでテキストファイルを作ってそれを「test.as」って言う名前にする
そのtest.asにこんなコードをコピペして保存
意味は「トレースウィンドウに
"Hello Work!" おいやめろバカ
と表示してね」 ここまでいい?
// トレースウィンドウに表示する
trace("Hello Work!");
だいぶ早足だな
ここらへんはソフト特有の操作だから早くゲームづくりのところまで進めたい感じだしね
用語とか分かんない所あったらヘルプ見るとかしてね
それはそうと、トレースウィンドウを表示させたあと
プレビュー→プレビューウィンドウを出すと……?
上がParafla、下がsuzuka
左下のプレビューウィンドウにキャラが、トレースウィンドウにHello Work!の文字がある
ミッションコンプリート!
これでゲームを作る下地ができたって言うことか
そういうことになるね
ちなみに、一応ここでもスプライトの概念とかはおいおい説明するけど、
他のサイトのほうがより詳しく載ってるからそっちも見るといいよ
っていうかもうそっち見たほうが早いね
parafla wiki
suzuka wiki
下の参考サイトはパラフラばっかだけど許してね
パラフラ学習帳 AS講座 ParaFla! 進学講座 区立ぱらふら予備校
元も子もねえな
すでに作られたものを見たほうが早いんだね、仕方ないね
最後に、Flashのことなんだけど
2020年には主要なブラウザは対応しないって言ってるな
上でも言ったとおりhtmlとJavaScriptの発達、脆弱性とかで使う人がドンドン減っていっちゃったんだよね
だから今回はActionScriptに依存するようなものはなるべく軽く流して、
当たり判定とかのアルゴリズムの部分を重点的に解説するようにするよ
あ、でも、同じく上で言ったとおりActionScriptはJavaScriptの子供だから似たようなところが多いんだよね
だからこれから先JavaScriptを学ぶ時ActionScriptが多少分かってれば理解が早いと思うよ
まあそりゃJavaScriptを直接学ぶよりも遠回りになっちゃうけど……
というわけで今回はここまで
つぎはキーボードの左右を押してキャラを動かせるようにしてみるよ
また次回!